Vtuberブームがどう終わるのか?Vtuberの問題点と、起こりえるシナリオを考えてみた。

はじめましての方ははじめまして。

当ブログ管理人のDAsanです。

今、Youtubeで大きなカテゴリーになっているVtuber。

わたくしDAsanも、Youtubeで80チャンネルくらいVtuberさんのチャンネルを登録しているのですが、Vtuberが流行り始めた頃から懸念している問題点があり、それによって今の勢いが落ち着くときが来るんじゃないかと思っていので、あらかじめVtuberさんや、マネージメント会社さんがそれに備えてくれれば良いなぁと思ったので、書いておきたいと思います。

あくまで、個人的な想像ですが、僕がマネージメントしているならと考えて、起こりうる事と対策や落とし所を考えたものです。

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Vtuberの転生組と新規組

いま活動しているVtuberさん。

そもそも「中の人などいない」、という前提で、実写動画を出す方でも肌を一切見せないという異常なほどの徹底ぶりです。

それは理解している上で、これからの事を説明する上で必要なので、そこはご理解いただければと思います。

Vtuberとして活動している方は、大きく転生組と新規組に分けられると思っています。

新規組というのは、Vtuberになりたくて始めた方。

転生組というのは、もともとネット活動をしていて、その過程でVtuberになった方。

これは暗黙の了解であるのは多くの人が知っていると思います。

転生組の中でも、現在も頻度は少なくとも両方で活動している人と、もともとの活動をやめている方、完全に削除している方がいらっしゃいます。

わたくしDAsanが危惧しているのは、主に新規組です。

Vtuberの転職

Vtuberの中でも新規組の方は比較的若い方が多いように思います。

Vtuberのターゲット層が若年層というのがあると思いますが、若い頃の興味というのは移ろいやすいものだと思います。

ある程度の規模で活動できるようになったら、何をしていてもファンが許してくれる状態になるので、マンネリ化を感じる人もいるんじゃないかなぁと思います。

そうなると、別のことをしてみたくなるものです。

そうなった時は、引退して別の仕事を始めるのでしょうが、この時にこれまでのVtuberでの実績って使えるのでしょうか?

中の人などいないという前提です。

そして、企業勢の場合、そのキャラクターの権利は企業にあるので、それを名乗るのは2重の意味で出来ないでしょう。

仮に、事務所のはからいで紹介してもらうという事ができる業界であれば、内密にできるかもしれませんが、まったく違った業界に行く場合はその本人性の確認が難しいように思います。

この点について、転生組の方は、もともとの活動を「ただいまー」って始めればもともとのファンが迎い入れてくれるし、空気が読めるVtuberとしてのファンもついてきてくれるでしょうが、

新規組の方はそうもいかないんです。

個人で配信を始めるにも、もともとVtuberの「」でした!って名乗れないわけですから。

それは、配信以外のお仕事でも履歴書にかけるのか?ということですね。

書けないということは空白の期間が出来て、Vtuberとしての活動が活かせないということになります。

そして、次の事が起きたらさらに動きづらくなるでしょう。

元有名Vtuberを語る偽物Youtuberの出現の可能性

偽物というのは、有名な人がいればどこにでも出てきます。

Twitterの偽物アカウントが今では一番わかりやすい例ですね。

ある程度の規模で活動していたVtuberが引退配信をしたすぐ後のこと、

「元有名VtuberがYoutuberとして活動はじめてみた」

こういった、本物かどうかわからない動画が出てきたらどうでしょうか?

声でわかるだろって思う方が多いと思います。

でも、声なんて喋り方が似ていれば、マイクが違うだけでかなり違ってきますし、もともと加工していたと言えば本当のことは客観的にはわからなくなります。

そうなると、賛否両論巻き起こりますが、引退したVtuberの名前を明確に出しているわけではないので、もともとの事務所としても対応しづらいでしょう。

また、これが一人だけだったら良いのですが、複数人出てきたら誰が本物なのでしょうか?

そして、こういうお祭りが起きると、それにネタとして便乗して、ものまね配信をするVtuberも出てくるでしょう。

そんな中、本物は全く別の業界でこれまでの実績を活かして活動をしようとするでしょうが、「もともとVtuberの・・・として活動していました。」と言って活動することを事務所から承諾されていたとしても、この状況ではそれも疑わしくなるでしょう。

とにかく、Vtuberとして大きく成功しているほど、他のことをやろうとすると、こういった事がいつか起こるように思っています。

Vtuberからの転職がリスキーだし勢いは落ち着いていく

とにかく本人性がわからない活動のせいで、その活動期間がその後の活動にうまく活かせない可能性が大いにあり、

まったく言えないとなると、空白の期間になるのでむしろデメリットになってします。

一生Vtuberとして活動できればいいのですが、Youtuberが出てきて10年ほど、Vtuberは5年ほど、

IT企業が出てきて20年ほどなので、まだ人生をカバーできるほど期間、ITエンターテイメントが長続きする前例が無いんですよね。

もちろん、形を変えて需要はあると思いますが、今の勢いはどこかで下がっていって、ある一定のレベルで落ち着くんじゃないかなぁと思っています。

ミュージシャンとか、タレントとかのレベルで落ち着くのが想定ラインですかね。

Vtuberの未来予想図

Vtuberが今の「中の人などいない」でやって行くには、難しい状態になるように思います。

似たような職業で、現在もある程度安定している業界が声優業界だと思います。

声優さんも、もともとは「中の人などいない」という感じでしたが、わたくしDAsanが思い出せる範囲なら宇宙要塞マクロスくらいから、アイドル声優という、中の人ありきの活動という流れができてきたように思います。

今の声優さんのメリットは、アニメの制作側としてもプロモーションをするし、その声優さんもそのファンに向けてプロモーションができるという面だと思います。

中の人を気にせずにアニメを楽しんでいる人もいるし、中の人を応援するためにアニメを見ている人もいます。

この形がこれからのVtuberの形に近いんじゃないかなと考えています。

具体的にVtuberに置き換えてみると、

・Vtuberとしても、中の人としても活動して、両方のファンがいる状態のアイドルVtuber

・あくまでVtuberとしてだけ活動する専業Vtuber

こういった2極化になるように思っています。

今はVtuberブームなので企業案件の単価もかなり高いでしょうが、これまでに書いたような問題が出てくると、依頼する企業としても中の人が見えないというのはリスキーに感じると思うので、それだったら自分を出して活動しているYoutuberに依頼したほうがいいので、Vtuberへの案件は減り、単価も下がるでしょう。

そうなってくると、中の人としても活動していた方が、企業案件をもらいやすいと思います。

Vtuberの秘密の本人確認をどうにかしたほうがいいよね

という事で、もし自分がVtuber事務所をやっていたら想定するVtuberのこれからについて書いてみました。

とにかく、Vtuberの本人確認がどうにかうまいこと出来るようになれば問題ないのですが、事務所が引退したVtuberに対して対応し続けるしか思いつかないんですよね。

本人から事務所の連絡先を渡すと、そこで虚偽の連絡先を装えるので、事務所のホームページに本人しか知らないパスを入れると、「本人です」って出るシステムとか考えたのですが、そういうのを新しい職場の先方にやってもらう時点で、相手からしたら、「面倒だからいいや」ってなるよなぁ。とか思って、相手に負担をかけないいいアイデアは今のところ浮かんでいません。

物は偽造できるし、一般的に誰も持ってない証明書なんて真贋判定出来ないですから、難しいですね。

思いついたらまた書こうと思います。

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

 

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