失敗経験者から学ぶ、音楽活動で失敗しないために必要なこと

この記事は4600文字程度で、およそ9分で読めます。

僕は音楽に関わることをずっとやって来ましたが、
輝かしい経歴なんて何もなく、ただの自称ミュージシャンのままでした。

なにがダメだったか、今ははっきりと解ってます。なので、

どういう事をして失敗したか、
どうしたら良かったのか、
なにが大事なのか?
プロってなんなのか?

そんな事を書いてみたいと思います。

僕の音楽歴

まずは僕がどんな音楽活動をしてきたのかを書いてみたいと思います。

エレキギターを長く演奏してきたのですが、
初めて触ったのは中学2年生の頃だったと思います。
よくある文化祭で演奏しようというノリです。
そこで割り当てられたのはベースだったんですが、結局その話は無くなり、
エレキギターの方に魅力を感じ友だちに借りて練習をはじめました。

高校に入ってエレキギターを購入し本格的に練習し始めて、パソコンで曲を打ち込むかギターを弾くかという生活をしていました。

バンドを組むことは無かったのですが、高校3年の文化祭でMr.Childrenのoverを演奏したくらいでした。思い返せば、歪ませすぎてひどいものだったと思います。

高校卒業後は上京し、雑誌のメンバー募集のコーナーに投稿してメンバーを探してバンドを組みました。(当時はネットなんて無かった。ガラケーもメールだけの時代。)

そこから本格的?にバンド活動が始まりました。

毎週スタジオに入り、決めた曲を各自練習してきて合わせる。
それを繰り返し、まとまってきたところでライブを決めました。

初めてのライブもなかなかひどいものでした。
コピーとオリジナル曲を半々で演奏したと思います。
若さゆえの勢いで必要以上に難易度の高い曲ばかりでした。

そのバンドでは2度くらいライブをしましたがまだまだ音楽と言える代物じゃなかったと思います。

そこからしばらくして23歳で改めてバンドを組みましたがメンバーが見つからず練習と曲作りを繰り返していました。

25歳くらいの頃、職場に音楽活動をしている人が多かったので、職場でバンド組んで仕事終わりにスタジオで遊ぶようになり、ドラムがいなかったので僕のバンドのドラムを入れてライブをしました。これは完全に遊び感覚だったのでそれぞれのメンバーの好きな曲をごちゃまぜのコピーライブでした。

これがきっかけで、このときのボーカルとドラムと僕、
かつて一緒にバンドをやっていたベースと、ドラムが連れてきたギタリストを入れて、
ようやくバンドらしい形で2ヶ月に1回位のペースでライブをやれるようになりました。

タイトル画像がそのバンドで一番右が僕ですね。
メンバーの承諾をとってないのでぼかしますね。

オリジナル曲を10曲くらい作って全部で2年弱くらい活動していて、ライブハウスの店長さんとかから高評価をもらってたりしたんですが、
残念ながら僕から脱退をしました。

自分の技量の限界を感じた事と、方向性の食い違いですね。
※ギタリストとしての自分については「失敗経験者から学ぶ。ギタリスト編」をいずれ書こうと思います。

その後は、ギター機材を作るD.A-projectをはじめて、ギターを演奏することから離れて行きました。

その後は、ボカロブームに載っかって2曲作ったくらいですね。

ニコニコ動画 僕が作ったボカロ曲
https://www.nicovideo.jp/series/157333

成功者と何が違ったのか?

今思う、成功している人との大きな違いは2つあります。

まず1つ目、

僕らの世代は、ミリオンヒットの音楽がどんどん出ていた世代です。

高校生の頃に、バンドで言うと、GLAY、L’Arc~en~Ciel、LUNA SEAを筆頭にどんどんバンドが世の中に出てきている時代でした。

それに憧れて、そこを目指すんですが、目指し方を完全に間違っていたと思います。

ひたすら練習して、かっこいい、レベルの高い曲を作る。
そこに力を注いていたと思います。

でも、これが大きな間違いでした。

自分たちの音楽をたくさんの人に聴いてもらえる活動を一切していなかったと思います。

ようするにマーケティングです。

演奏することが楽しくて、新しい楽曲を作る事が楽しくて、バンドで合わせるのが楽しくて、それをたくさんの人に聞かせたくてライブをやっても知人しかきません。

だって知らないわけですから。

次に2つ目、

はじめてやったライブでは、X JAPANのSilent Jealousyを、
2回めのライブでは、Mr.BigのColorado BulldogとAddicted To That Rushを、
オリジナル曲はそういったハイテクニックな楽曲に憧れたような曲を作ってました。

その後のバンドでも、曲作りでこだわって難しい事をやりすぎていました。

やりたい曲をやるんじゃなくて、聴きたくなる曲を演奏するべきです。

はっきり行って自分のレベル以上のことを自分で課してましたが、それは練習でやることであって、ライブではきちっとした完成品を見せるべきです。

そのためには技術レベルに合った演奏の中で、かっこよくキレイに聞こえる音楽づくりをすべきだったと思います。

今の時代にどう知ってもらうか?

これはとてもむずかしいと思いますし、失敗者の僕が言っても説得力は無いと思いますが、
ギターを辞めて、機材作りのハンドメイドメーカーとしてはまずまずの成功をしているのですが、音楽辞めてなぜそっちで成功したかというとマーケティングを任せられる人に出会ったからです。

それは僕の製品を販売してくれているMusicLifeさんです。
彼に出会うことが出来たからこそ、個人製作でありながら1800台以上も買ってもらえたんだと思っています。

クリエイティブに特化してる人でマーケティングも出来る人は限られた天才と呼ばれるような人だけだと思ってます。

なので、マーケティングに特化してる人におまかせすることも一つの選択肢だと思います。

実際に多くのプロのミュージシャンは事務所に所属し、その事務所やイベント企画会社・広告代理店などの恩恵を得ているわけです。

 

また、今ではネットを使って誰でも発信できる時代です。

今この時代に僕がもしバンドを組んで、その活動に取り組むなら普段のスタジオ練習でのライブ配信です。

はっきり行って個人練習は家でしているので、スタジオではバンドとどう合わせるかの練習なのでそれくらいは配信してもいいんじゃないかな?って思ってます。
見られてると思うとダラダラせずきちっと練習できるんじゃないかとも思います。

例えば、曲を作るたびにPVを撮ってYoutubeにアップするといった活動をしている人は多いと思います。

でもそれでは今のネットの動きの中では更新頻度が低すぎます。

2013年にカシオペアのキーボーディストである向谷実さんがニコニコ生放送で公開生レコーディングをしました。

向谷実のニコニコ生レコーディング配信Vol.01
https://live.nicovideo.jp/watch/lv121903218
※古い生放送なのでフラッシュプレイヤーがないと見れません。

その内容は、4曲楽曲ができた状態で全パートレコーディングとエンジニアによるミックスとマスタリング、そしてitunesストアの公開まで全部公開生放送するというものでした。

レコーディングの現場の雰囲気と、向谷さんによる解説により、感動と緊張感とを見ている側も感じられて、その勢いでitunesストアのランキング1位を目指す流れになり、実際に1位になりました。

ものすごく密なスケージュールの中ですが、音楽が出来上がっていく感動を共有できたからこそ、その音楽に思い入れを感じることが出来るような仕組みができていたと思います。

 

次に、オーイシマサヨシさんもネットをうまく活用して大ブレイクを果たした一人だと思っています。

もともとSound Scheduleとしてのヒット、作曲家としてアニメ楽曲などを手掛けていました。

2017年に、けものフレンズが大ブレイクしたのをきっかけに、オーイシマサヨシさんも大ブレイクし、いろんなところで見るようになったと思います。

でも、あまり知らない人は、けものフレンズがブレイクしたおかげでオーイシマサヨシさんもブレイクしたと思っている人が多いと思いますが、それは間違いです。

なにもせずにアニメのオープニングの作曲者が注目されるなんて事は絶対にありえないからです。

じゃあオーイシマサヨシさんは何をしたのかというと、

【オーイシマサヨシ】けものフレンズ OP主題歌【仮歌】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm30600722

この動画はタイトルを変えられましたが、初めのタイトルは「作曲者がようこそジャパリパークへを歌ってみた」といったタイトルでした。

これをご本人が投稿したのがきっかけだと思っています。

この動画により、このアニメ・楽曲以上に歌唱力を見せたオーイシマサヨシさんが多くの人の印象に残ることになり、ニコニコ生放送でのレギュラー番組もやるようになりご本人の露出が増え、今でもゲーム実況などの番組にも積極的に出られています。

第一線で活躍している方でさえもジャンルを超えて、自分を見せる方向で活動されているわけですから、どんどん活動を露出して、毎日投稿しているYoutuberや、毎日配信している配信者に負けない活動をするべきだと思います。

プロとはなんなのか?

プロの定義って難しいですが。
こと音楽に関しては僕の中では決まってます。

それは感動させられてるかどうかだと思います。

驚きだったり、キレイだったり、悲しいとか、美しいとか、元気になるとか

そういった感情を思い起こさせる事ができるかどうか。
それが出来るのがプロだと思ってます。

よく、「お金を稼いでいたら」なんて言われますが、
ライブをやって友達や周りの人をよんで、チケット代貰えば、
それでプロかといえば違うと思います。

感動できるからこそお金を払ってでも聴きたい。

そう思わせられるかどうかだと思います。

みなさんもそうやって好きなアーティストの音源を購入したり、ライブに行ったりしていると思います。

最後に

今回伝えたかったのは、大事なのはテクニックじゃなくて誰が聴いてくれるのか?
どう聴いてもらえるのかということです。

そして続けることが大事です。

僕が尊敬している先輩ギタリストがメジャーデビューした時に言った言葉が今でも身にしみています。

「続けることだよ」

その人は、ギターの練習よりもライブに出るわけでもないのにライブハウスに通って、自分を知ってもらうという事を何度も何度も繰り返していて、バンド活動をしていた頃の僕に「東京中のライブハウス紹介できるからいつでも言って。」と言っていたくらい知ってもらうことの大切さをわかっている人でした。

僕はギタリストになることを諦めて続けることが出来ませんでしたが、
いまミュージシャンを目指す方に伝えたい事はこんなところです。

ネットには無限にコンテンツが有り、無限に増えていく中で
その中でファンを増やすことはそんなにカンタンではありませんが。
続けていれば少しづつ見つけてくれる人が増えていくと思います。

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

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【ブログ外で投稿主のやってること】
ギターブースター製作 D.A-project
https://daprojecteffector.com/
ニコニコ動画投稿
https://www.nicovideo.jp/user/17005243
Youtube動画投稿
https://www.youtube.com/channel/UCAj8wqPqMZdAxpURAT_rSxg
小説投稿 pixiv
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15570584

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