ニコニコ(く)発表会が炎上し、ニコニコがオワコンと言われた理由を今更分析してまとめてみた。

わたくしDAsanはニコニコ動画とYoutubeに毎日動画を投稿していますが、
ニコニコ動画で再生数を伸ばすためにいろいろなデータを見ていまいした。

そこで見えてきたのは、ニコニコ(く)の発表会であれ程に荒れた理由でした。

その事を動画にしようかと考えていたのですが、今更ニコニコ動画の中で蒸し返すのも良くないと思い。このブログに書くことにしました。

ニコニコ(く)発表会の概要と、それが起こった僕なりに考えた理由を書いてみたいと思います。

ニコニコ(く)発表会とは?

ニコニコはこれまで、バージョンアップをするたびに発表会を開いてきました。

バージョンというのはニコニコ(く)で言うところの(く)です。

投稿時現在はニコニコ(Re)ですね。

その(く)になるにあたって、どういったサービスの変化があるかをユーザーに対して発表する場になります。

ニコニコ(く)発表会で起こったこと

ニコニコ(く)は当初、2017年10月に実装予定でしたが、延期となり、2017年11月28日に発表会が行われました。

発表された内容としては、

・新しい自社サーバーの発表
・新しいサーバーにより、新しい生放送サービスの提供
(現在のニコニコゲームやニコニコQなど)
・ニコニコまとめ(サービス終了)
・投稿者・配信者へのニコニ広告還元
・dアニメストア×ニコニコ動画

以上のような内容でした。

しかし、4月の告知では「画質の向上、回線速度の問題を完全解決」と発表されており、それを求めていたユーザーからの反発の声が大きくアンケートも散々な結果になった。

これにより当時の運営代表だった川上量生さんが、退任し、栗田穣崇さんが就任することになった。

ニコニコ(く)発表会をリアルタイムで見ていた個人的な感想

ずっと放送を見ていましたが、コメントは終始荒れている感じでした。

個人的にはこんなに文句言うことあるかなぁと思っていましたが、同じよう、たまにコメントで「なんでこんなに怒ってるんだ?」という僕と同じ感想の人もポツポツいました。

発表された内容としてもコミュニティとしてのニコニコの強化に当たるのでいい良い機能だと思いましたし、ニコニコゲームもこういった事をプラットフォーム側が用意しているサービスは無いので新しくて面白そうと思いましが。

また、dアニメストア×ニコニコ動画については今でも会員で利用しています。

なんでニコニコ(く)発表会がこんなに荒れたのか?

ここからは、データを見て気づいた個人的にこういう原因じゃないかなという事を書きます。

調べたきっかけのデータ

まずこちらのデータ。

2019データで見るニコニコ
https://site.nicovideo.jp/newyear2020/

このデータを見たときにあれ?って思いました。

自分の感覚としてはユーザーはどかっと増えたのは、2010年くらいからと思っていたので、そのくらいからに当たる時期から、ニコニコ(く)の後にユーザーが離れたことを考えると、

グレーになっている「5-6年」「7-8年」「9-10年」が少なくて、11年以上が3位にいるのはおかしいように思いました。

これを見て、ニコニコ歴「5-10年」の人たちが、ニコニコ(く)移行去っていったんじゃないかと考えました。

そこで、ネット普及とニコニコのバージョンの移り変わりを調べると見えてきました。

ニコニコ動画のバージョンの歴史

上のようにまとめてみました。

ニコニコのサービス開始からニコニコ(9)までを古代ニコニコ

(原宿)からGINZAまでを中世ニコニコ

(く)以降を近代・現代のニコニコと区切って見ました。

それぞれに区切ってどういうユーザーが入ってきたのかを考えてみました。

古代ニコニコ

2006年頃からの古代ニコニコ(仮~9)

サービス開始当初は携帯電話といえばガラケーの時代でした。

インターネットは普及していて、仕事ではパソコンでインターネットを利用していても、個人で家でパソコンを使ってインターネットを積極的に使う人はまだそんなに多くなく、ずっとネットを使っている人が「オタク」と言われていた時代でした。

そんな中で始まったニコニコ動画はサービス開始にあたって、2chで広告を出していました。

2chは掲示板で、お題(スレッド)を決めて話し合う場所。
まっさらな場所に自分達で書き込んでコンテンツを作り出す場所です。

そういったネットにある新しいサービスをみつけて、
自分たちで楽しめる人たちがニコニコに入ってきました。

積極的にインターネットを利用して、新しいものを楽しめて、
自分達で楽しさを作り上げることができる人たちです。
(革新的な思考の人たち)

ニコニコ動画に足りないと思ったらツールをつくったり、
ニコニコのスクリプトを利用してコメントに演出させたり(コメント職人)
利用者が参加して、面白いコンテンツが増えていった。

・ニコニコ大百科によると
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%B3%E5%8B%95%E7%94%BB%28%E4%BB%AE%29#h2-4

バージョンアップによる仕様変更へ問題点や改善点などの運営への要望がなどがあまり見当たらない。

それなりにあっただろうが、ユーザー側の多くが、今あるもので自分たちなりに楽しむという考え方だったと思います。

運営とのやり取りも、中には本気の批判もあったと思いますが、多くの人はプロレス的に楽しんでいる感じでした。

中世ニコニコ

2010年頃からの中世ニコニコ(原宿~GINZA)

総務省スマートフォン出荷台数推移より

・iPhoneの流行・XPERIA発売開始して、ガラケーからスマートフォンの時代になる。
・2009年8月 初音ミク 初ライブ
・ネットサービスがニコニコ大会議・超会議とリアルイベントの開催
・これによりニコニコ動画がTVなどのメディアで取り上げられるようになる。

これらにより、ニコニコ動画の利用者が大幅に増え始める。
ニコニコ動画がネットの流行になり、流行ってるものを見たい人、
みんなと同じものを楽しみたい人が大量に入ってくる。

今ある面白いと言われているコンテンツを楽しみたい人達。
(作られたものを楽しむ、保守的な人たちで、お客様

スマートフォンの利用者とともにニコニコ動画利用者が増えていった。
スマートフォンゲームの定期放送と、ゲーム会社による公式放送の始まり。
パズドラの公式放送では放送時に累計200万人の視聴者がいた。

また、ニコニコ超会議などのリアルイベントの開催。
これにより、参加者、視聴者、お客さんがどんどん増えていった。

しかし、2014年頃からYoutubeが日本でのマーケティングを強化し始める。
・好きなことで生きていくCM(はじめしゃちょー、ヒカキン、マックスむらい、など)

それによりメディアがYoutuberに注目し始めて、流行がYoutubeに移り変わっていく。

それに伴い、流行を追って入ってきた多くのユーザーは不安になり、ニコニコのバージョンアップに対して大きな声を上げ始める。

特に当時ニコニコ動画(原宿)のときに、Flashがサービス終了するために、HTML5に移行しなければならないのに、変わることに対する反発の声は大きかった。
そのために一時は、ニコニコ動画(原宿)モードというトップページを併設するようにしていた。

これは入ってきたときの楽しかった状態から変わってほしくない。という保守的な思考によるものだと思われます。

ニコニコ大百科をみても
(原宿)以降のバージョンでは、改善要望などが多く目立ちます。
自分たちでなんとかするのではなく、運営に委ねる。
自分たちが楽しんでいるものを変えるな。(保守的な意見)
こういった意見が増大しています。

そうして迎えたニコニコ(く)発表会

5年ぶりのバージョンアップとなるニコニコ(く)の発表会。
発表会の延期があり、待望されていた。

運営側が発表したのは、もっとリアルタイムにコミュニケーションができるように新しいサーバーを作ったというのが大きな発表でした。
(現在のニコ生アプリのゲームなど)

しかし、発表会の放送コメントは画面が見えないほどに否定・批判コメントで埋め尽くされました。
求められていた多くはYoutubeと同様の高画質化でした。

運営はプラットフォームを作り、ユーザーはそこにコンテンツを作り、ともにニコニコ動画を大きくしてきました。
そのためにさらにコミュニケーションが円滑になる。
他ではないサービスの提案でした。

しかし、ユーザーの多く中世ニコニコの人たちで、その人達はインターネットに慣れてきて、Youtubeを主とした他のメディアと比較し、お客様としてそれと同様のサービスを求めていました。

Youtuberが取り上げられるようになり、自分たちが流行っていると思って入ってきた場所から、流行はYoutubeに移っていっている。それに対する不安だったと思われます。

古代ニコニコにいた人たちにとっては、仕様が変わるだけであり、それをユーザーなりに楽しめばいい、YoutubeがいいならYoutubeを見ればいい。

そういった事によるものだったと思われます。
そういったギャップがあり、すでにニコニコ動画を楽しんでいた多くは、流行により流れてきたお客さんが多くを占めていたためにこういった大きな批判が集まったんだと思われます。

近代・現代ニコニコ

2018年頃からの近代・現代ニコニコ(く~Re)

ニコニコ(く)発表会後、運営代表が栗田穣崇さんに変わり、早いタイミングで「動画と生放送サービスに対する意見交換会」という放送が始まりました。

運営代表自ら、コメントでユーザーの声を聞いて改善していくという趣旨でした。

それにより、ユーザーの声が少しずつ反映されるようになってきました。

この意見交換会から、今でも「週間ニコニコインフォ」として、いち早くニコニコの最新の情報を発信する番組として続いています。

週間ニコニコインフォ
https://ch.nicovideo.jp/weekly-niconico-info

先程のこの2019年のグラフを見てもわかるようにニコニコ(く)発表会後のユーザーが多く入ってきています。

それは、この改善が上手く言った事によるものと、ニコニコ(く)発表会によるたくさんの批判的な情報が多い中で、「みんなと同じじゃない、自分の感覚で楽しめると思った」人達が入ってきた結果だと思います。

それは古代ニコニコを支えたユーザーと同じような感覚で入ってきてくれているから。
こういった古参と新参が多くの割合を占めるようなグラフになったんだと思いました。

というわけで、個人的にデータを見て気づいた事をまとめてみました。

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

 

関連記事:ニコニコ動画で再生数が伸びるために必要なこと。

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