いろんな物を作れるようになるための考え方と道具選び

わたくしDAさんはいろんな物が作れます。

D.A-projectとして作っているような電子工作もそうですけど、毎日投稿している動画や、いまはたまに作る程度の音楽、このブログにたまに書いている小説、普段の食事の料理なんかもそうですけど、だいたい作ろうと思えばなんでも作れると思っています。

これらは特別な才能でもなんでもなく、興味を持って詳しく知ろうとしてきた結果です。

普段の料理を作るのも、音楽を作るのも材料と手段が違うだけで考え方自体は同じなので、ものを作る時にどういう考えでつくっているのかを書いてみたいと思います。

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仕組みが気になる

わたくしDAさんは小さい頃からいろんな物の仕組みが気になる子でした。

おもちゃがどういう仕組みで動いているのか気になってよく壊していました。
妹のタッチセンサーで音が出る魔法のステッキを壊してお風呂の水位センサーにしたこともありました(笑)

そんなふうに手に入った興味のある物は一度中身を見ないと気がすまない性格でした。
もしこの記事を読まれている方の中に親御さんがいて、お子さんがおもちゃを与えたらすぐ壊してしまうようなら、もしかしたら同じような考えを持ってやっているのかもしれません。

高電圧注意と書いてあった使い捨てカメラを分解して実際に高電圧を受けたときは前身に稲妻を食らったようなインパクトが有ったのを覚えています。

とにかく「なんで?」を解決したかったんです。

ただ分解したところでその時はわからないものばかりでしたけどね。

素材の役割を知る

料理で例えるのが一番一般的にわかりやすいと思います。
カレーにしましょう。

家庭の一般的なカレーを構成する要素として

にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、お肉、カレールー

これらの素材は何なのかを考えると、

緑黄色野菜で栄養のあるにんじん
熱を加えると独特の甘みがある玉ねぎ
炭水化物のじゃがいも
タンパク質としてのお肉
カレーの決め手のカレールー

ざっくり書きましたが、大きさ・食感・栄養・価格などの要素をがあり、これらを知っていればレシピを完全に覚えていなくてもどれくらい入れればいいか想像して作ることは出来ると思います。

これはすべての物作りにも言えると思います、素材の役割や特性を知ることでイメージした完成図に対して何がどれくらい必要か想像できると思います。

そのためには料理なら食材や調味料のことを、音楽なら楽器や効果音のことを、電子工作なら電気のことや電子部品のことをよく調べて知っている必要があります。

加工手段を知る。

また料理を例に出すとわかりやすいですが、

切り方もたくさんあります。
また火の入れ方も焼く、煮る、蒸すなどたくさんあります。

音楽でもジャンル選び、コード進行、エフェクト加工など

素材に対してどういう方法で形にしていくかを選ぶことでぜんぜん違うものを作ることが出来ます。

また、この加工手段の引き出しが多ければ多いほうが、たくさんの作品作りに対応でき、この引き出しによってオリジナリティの見せ場にもなるように思います。

組み合わせは無限

素材を知り、加工手段を知れば、あとはそれを理想の形に組み上げるだけです。

この組み合わせは無限にあり自分がイメージしたとおりに一発でたどり着くには、素材選びと加工手段の選び方、またその技術の経験を積まないと難しいですが、イメージどおりでなくとも形にすることは誰にでもできます。

なにか一つ不自由なく作れるようになれば、他の物も素材と加工手段の知識を得れば、物作りを一切したことがない人に比べれば確実に早く習得できるでしょう。

そして全く新しい「これ作れないかな?」と思ったときにその挑戦するハードルは低くみえてくると思います。

はじめての道具は大事

いまはネットとパソコンが有れば、音楽づくりや動画づくりはお金をかけずに出来ちゃいます。

誰でも出来る環境はあるので、あとはやれば誰でも出来ます。

ただし、お金をかけないはじめての方と、お金をかけられるはじめての方には継続するかどうかに差が出ると思っています。

それはなぜかと言うと、無料のソフトや、安い道具は慣れた人が使うから「意外と使える」のであって、決して使いやすくはないからです。

この見極めはなにかひとつ自由に作れる人なら実感していて、新しいものづくりをする時にその経験を活かせるのですが、そうでないと失敗して、失敗するともうやりたくなくなったり、「自分には向いてない」と思っちゃったりするでしょう。

そうならないためにソフトや道具選びはとても大事です。

プロのソフトや道具はなにが優れているかと言うと、毎日毎日繰り返し使うためにシンプルでストレスなく効率よく扱える物ということです。

この条件って初心者の方にとっても言えるのでは無いでしょうか?

わたくしDAさんとして一番思うことがあります。
ちょっと専門的な内容になりますが、

たまに自分でギターのちょっとしたカスタムをする人やケーブルを自作する人がいますが、それらは部品が大きくてはんだ付けしやすいから簡単なためとっつきやすいのだと思いますが、
そんなごくたまにしかハンダ付けしないような方はハンダゴテにお金を使いたくないでしょうから安価なのものだったりします。それでハンダが溶けるのに時間がかかる、ハンダ付けしたのに取れたなんてことがあると思います。

そのハンダゴテはその方々が使うには向いてないように思います。
その理由として、まずハンダゴテには熱を伝える仕組みとしてニクロムヒータータイプと、セラミックヒータータイプがあります。
100均でも売っているような安価なものはニクロムヒータータイプでハンダが溶けるまでの温度に達するまでかなり時間がかかります。そして電子部品のハンダ付けには不適合な高温にまでなり温度調整は出来ません。
あまりに高温の状態でハンダをとかそうとすると、ハンダ付けをしやすくするためのフラックスが機能しなくなりそのために必要以上にハンダ付けの難易度が上がってしまっていると思われます。

それくらべてセラミックヒータータイプには温度調整機能がついているものがあります。
これを利用すれば適切な温度で作業できるので初心者や、たまにしか使わない人でも安心して作業できます。

これもまた道具を知ることにつながると思います。

例としてわたくしDAさんが愛用しているハンダゴテを紹介しておきます。

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このハンダゴテのように、いろんなソフトや工具はプロが使っているものはそれなりに理由があり、それ同様とまではいかなくとも、それに近しいものを使う方が失敗によるあきらめを減らし、またそれを使いこなせるようになることでプロの技術に近づけるようになると思います。

わたくしDAさんも散々に安物買いの銭失いをしてきました。

このロジックで何でも作れる。

素材を知り、加工手段を学び、道具を選べばあとはその組み合わせで思い通りに作れるようになることが解っていただけたと思います。

あとはこの素材を変え、加工手段を変え、道具を変えれば同じ考え方で他のものも作れるようになるよ。

と、そういったお話でした。

こうやって作るようになると、製品として販売されているものがどういうものなのか、コスパはいいのかがわかるようになりますよ。

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

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【ブログ外で投稿主のやってること】
ギターブースター製作 D.A-project
https://daprojecteffector.com/
ニコニコ動画投稿
https://www.nicovideo.jp/user/17005243
Youtube動画投稿
https://www.youtube.com/channel/UCAj8wqPqMZdAxpURAT_rSxg
小説投稿 pixiv
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15570584

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