絶対失敗しないパソコンの選び方 第4回 メモリーの選び方。種類と容量の選び方。

はじめましての方ははじめまして。

当ブログ管理人のDAsanです。

絶対失敗しないパソコンの選び方の第4回は、メモリーの選び方について書いてみたいと思います。

メモリーが、パソコンの中でそういった役割をしているのか、どういった種類があるのか、

どれくらいの容量を選べばいいのについて書いてみたいと思います。

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パソコンのメモリーの役割

パソコンのスペックの中で、

CPUは処理速度
SSD、HDDは保存容量

というのは解りやすいと思います。

そして、このメモリーというのは、必ずスペックに載っているし、大事と言われているけど、なんのためのものなのかよくわからない人っていると思います。

実際に、パソコン選びの相談の中で「メモリーってなんなの?」って聞かれることはかなり多かったです。

このメモリーというのは、一時保管場所です。

調べるとこのように出ることが多いわけですが、この一時保管場所を解りやすく例えてみます。

以前のCPUの回で、CPUは作業員がいる部屋で、コアは作業員という説明をしました。

過去記事:絶対失敗しないパソコンの選び方 第3回 CPUの選び方。intelかAMDか?

CPUは作業員の部屋として、

作業する道具や、素材が保管されているのが、SSDやHDDの記憶装置です。

今後またSSDやHDDについては書きますが、これらは倉庫だと思ってくれればいいと思います。

 

作業員(CPUコア)がある仕事をする時に、倉庫(記憶装置)に行って必要な道具や素材を持ってきます。

それらを使ったら、また倉庫にしまいに行きます。

また必要になったら倉庫に取りに行きます。

 

実際に作業することを考えると、効率が悪いですよね。

この効率をよくするためにメモリーが必要になります。

メモリーは作業スペースです。

実際に作業するときは、よく使う道具や、素材は作業スペースに広げておくと思います。

その場所がメモリーです。

このスペースが広いと、たくさんの道具をあらかじめ広げておくことが出来ますし、
狭いと、いちいち倉庫に行く必要が出てきます。

そういった理由で、メモリー容量がある程度無いと、パソコンの処理速度に影響が出てきます。

メモリーの規格の見方

パソコンを買う場合は、メモリーの容量だけ気にすればいいと思います、

しかし、その後、メモリーを交換や、増設しようと思ったり、パソコンを自作する場合にメモリーの規格の見方を知っていたほうがいいと思います。

メモリーの規格は、技術の進化に伴って切り替わってきて、現在はその切り替わりの時期になっています。

これまではDDR4という規格でしたが、2020年からDDR5という新しい規格が発表されました。

これからはDDR5がメインになっていきますが、今の部品不足等の問題もあってまだまだDDR4が作られて販売されているので、完全に切り替わるにはもう少しかかると思います。

また、このDDR4、DDR5というのは互換性は無いので、対応しているマザーボードと合わせる必要があります。

また、メモリーの企画を見ると、

DDR4-3200
DDR5-4800

このように、後ろに数字が続いています。

この数字がメモリーのデータ転送速度を表しているので、おなじDDR4でも後ろの数字が大きい方が、データ転送速度が速くなります。

DDR4-3200 よりも DDR4-4200 の方がデータ転送速度が速い。

この数字は同じDDR4なら互換性があります。

また、今のメモリーは、基本的に2枚セットで使うことが前提になっています。

1枚でも動作しますが、動作速度が体感でわかるほどに違ってくるので、必ず2枚セットで交換するようにしましょう。

実際に2枚セットで売られていることがほとんどです。

メモリーの容量の選び方

パソコンのスペックとしても必ず記載があるメモリーの容量ですが、実際はどれくらいの容量が必要かについてですが、

それはパソコンでどれくらいの作業をするかによってきますが、今なら16GB以上は欲しいところです。

その理由として、いろいろなソフトの推奨スペックのメモリーの容量が8GBとなっている場合が多いからです。

こちらは、エーペックスレジェンズシステム要件です。

推奨スペックのメモリー容量が8GB担っています。

次はイラストソフトで人気のCLIP STUDIOのシステム要件です。

こちらも推奨スペックは8GBとなっています。

こちらは動画編集ソフトのPremiere Proのシステム要件です。

動画編集ソフトは扱う素材の容量が大きいので、最小で8GB、推奨で16GBとなっています。

こういったことから、最低でも16GBのメモリー容量が欲しいと思っています。

「推奨スペックが8GBなら、8GBでもいいんじゃない?」と思う方もいると思います。

しかし、それはそのソフトが動作するためのメモリー容量の推奨で有るということであり、例えば新しいソフトを覚えるために、解説記事や、解説動画を見ながら作業したいと思ってブラウザを開きながらとなると、そのブラウザの分だけまたメモリーが必要になります。

これらのソフトをいくつか複数使う場合は、それらの推奨スペックのメモリー容量の分だけ確保しないと、メモリー不足の状態になり、ブラウザが強制終了したり、ソフトが強制終了したりして、スムーズな作業ができないと思います。

そういったこともあり、メモリー容量は余裕があるくらいが大事です。

わたくしDAsanは32GBメモリーを搭載しています。

基本的にブラウザは開きっぱなしで、ブログを書いたり、動画編集したりしています。

重いゲームをしてもメモリー不足になることはありません。

そのために、個人的には、わたくしの用に複数のソフトを同時に使って、作業するなら32GBをおすすめしたいところです。

たくさんのレイヤーを使ったイラストや、4K動画編集をするなら64GB以上欲しくなるんじゃないかと思います。

メモリーのメーカーの選び方

これまでにこの記事のシリーズで説明した、OSはMicrosoftとApple、 CPUはintelとAMDと、2社を比べてきましたが、

メモリーを含め、これから説明することになるパーツは、 たくさんのメーカーから販売されています。

これらの中から、どれが良くて、 どれが良くないと断定するのはとても難しいです。

ネットの情報を参考にする方法もありますが、

ハズレを引いた人はその思いを SNSやレビューサイトに書きたくなるでしょうが、普通に使えている人はわざわざネットに書かないので、全体の総数が見えない以上、当てにしてはいけないと思います。

また、その不具合が実際にそのパーツのせいかどうかもわかりません。

そういうノイジーマイノリティと言われる意見で、選択肢を狭めるのはもったいないと思います。

そこで、わたくしDAsanがどういう考えで判断してメーカーを選んだのかについて書きます。

今使っているのはXPGというブランドのメモリーです。

今は比較的安価ではないのでおすすめできません。

購入したのは2021年2月でメモリーが全体的に少し高い時期でした。

その時にDDR4-3200で32GBで10,000円位で無いかなぁと探して見つけたのがこれでした。

TSUKUMOで見つけたときは12,000円でした。

XPGというとあまり知られていませんが、メーカーはADATAで、そのゲーミングブランドがXPGというブランド名です。

ADATAはメモリーを販売する企業として有名なので、安心して購入しました。

考え方として、狙ったスペックのものをその時に書いやすい価格帯で買える、自分が安心できるメーカーを選ぶということです。

これまでに何十枚もメモリーを買ってきましたが、一度しか不具合がおこったことがなく、

その不具合に対しても、すぐに交換品が送られてきたのでとくにマイナス評価とは思っていません。

メーカーやブランドにこだわっても、パソコンのパーツの価格の動きは激しく、お買い得を逃すことになるので、

必要な時にその時に買いやすい物で、安心できるメーカーか調べて選ぶのが良いと思います。

 

メモリーは重要な役割のパーツの割には安価で購入できるので、ちょっと多めにしておくのが安定したパソコン作業につながると思います。

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

 

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