絶対失敗しないパソコンの選び方 第3回 CPUの選び方。intelかAMDか?

はじめましての方ははじめまして。

当ブログ管理人のDAsanです。

絶対失敗しないパソコンの選び方の第3回は、CPUをどう選べばいいのかについて書いてみたいと思います。

CPUのスペックの見方、intelやAMDなどのメーカー、Core i7、Ryzen7などの製品名や世代の見方など、どういった用途にどういったCPUが必要なのかを書いてみたいと思います。

CPUってなんなのか?

そもそもCPUって何なのかについてですが、

CPUというのは、中央演算装置=Central Processing Unitのイニシャルをとった略称で、パソコンで様々な処理をするメインの装置です。

なぜ演算なのかというと、

私達がパソコンでやる、文字を入力したり、絵を描いたり、音楽を作ったりという作業は全て数字に変換されて、それをもとに計算された数字を映像に変換されて、モニターやスピーカーをとおして、文字や、絵、音を認識できるようになっています。

だから、パソコンは超高速で動く計算機で、その中心で処理をしているのがこのCPUです。

CPUを人で言う頭脳と例えられることが多いですが、昔は頭脳で良かったのですが、今は頭脳だと説明しにくくなるので、計算してくれる人がいる部屋という例えで進めていきます。

CPUのスペックの見方

パソコンを選ぶ時に、CPUの型番やスペックが書かれています。

この書かれているスペックがわかるようになると、そのパソコンがどれくらいの能力があるのかだいたいわかるようになります。

例として、AMDのRyzen7 7700Xのスペックを見ながらCPUのスペックがわかるために大切な項目を抜粋して説明していきます。

intelのスペック表は縦長なので、今回はAMDを例に使いますが、intelも同じような表記になっています。

コア数

CPUコア数:8

上のRyzen7 7700Xのスペックでこのように書かれている項目です。

コアというのは、演算ユニットの事です。

CPUと同じ意味合いに感じますが、もともと、CPUは1コアのシングルコアだったのですが、2005年頃から複数の演算ユニットを持つマルチコアCPUが出てきてから、そのCPUのなかにいくつ演算ユニットが入っているかを示すためにコア数と書かれるようになりました。

このコア数が多いほど、並列作業できるので、処理能力が高くなります。

CPUを人で言う頭脳というのは昔は正しかったのですが、今は頭脳がたくさんあって当たり前なので、ちょっとこの例えでは他の項目が説明しずらいので、CPUを計算してくれる人がいる部屋としました。

このコアは計算してくれる人と例えることにします。

スレッド数

スレッド数:16

上のRyzen7 7700Xのスペックでこのように書かれている項目です。

マルチコアCPUが出てくる数年前の2002年頃から、シングルコアCPUのパソコンでもOS上で2つコアがあるように認識させて、コアが作業している余力を利用して他の処理をできるようにしたマルチスレッド技術が出てきました。

それからマルチコアCPUが一般的になり、さらにそのマルチコアそれぞれをマルチスレッドに使う技術が確立したことで、Ryzen7 7700Xのスペックで言うところのコア数が8コアで、スレッド数が16スレッドという、各コアそれぞれが並列作業することで、スレッド数が倍になるようになりました。

※わたくしDAsanのタスクマネージャーのCPUの画面

WindowsのパソコンのタスクマネージャーのCPUの項目でグラフを「論理プロセッサ」にするとスレッド数をWindowsが認識して動作しているのがわかります。

このスレッド数は例えるなら計算してくれる人が並列作業出来る処理数と言えると思います。

クロック周波数

基本クロック:4.5GHz
最大ブーストクロック:5.4GHz

クロック周波数というのはCPUの演算能力です。

この数字が高いほど処理速度が速く、低いほど遅くなります。

このクロック周波数というのは処理に応じて変化するので常にこの基本クロックで動作しているわけではありません。

基本クロックで4.5GHzまで処理できるということです。

また、4.5GHzで処理が追いつかないような処理をする場合にブーストクロックというのが設定されているCPUもあり、このRyzen7 7700Xの場合は、5.4GHzまでクロック周波数が上がります。

最近のソフトはマルチスレッド対応になっているの物が多く、複数のコアで分散処理出来るようになっているので、クロック周波数最大になることは少なく、ブーストクロックで動作することはなかなか無いですが、コア数が少なく、クロック周波数が少ないCPUの場合は処理が追いつかない時にブーストクロックが役に立つかもしれません。

クロック周波数は例えるなら、計算してくれる人の処理能力と言えると思います。

TDP

デフォルトTDP/TDP:105W

TDPというのは、熱設計電力=Thermal Design Powerのイニシャルの略称です。

熱設計電力というのは、最大でどれくらい発熱するかという発熱量を表しています。

しかし、これは消費電力量とほぼ同等なために消費電力量として掲載際してある場合もあります。

このTDPは消費電力の参考とすることもありますが、パソコンを自作する時のCPUクーラー選びで重要になります。

このTDPに見合ったCPUクーラーを選ばないと、冷却が足りなくなるのでとても重要な部分です。

CPUソケット

パッケージ:AM5

これはCPUをマザーボードに固定するためのソケットの規格です。

AMDはこのようにパッケージと書かれていて、intelは対応ソケットと書かれています。

パソコンを自作する時のマザーボード選びで大切になります。

対応のソケットでないと取り付けできないので、CPUに見合ったマザーボードを選ぶ必要があります。

CPUスペックまとめ

パソコン選びに必要なスペック

CPU 計算してくれる人がいる部屋

コア数 計算してくれる人

スレッド数 計算してくれる人が並列作業出来る処理数

クロック周波数 計算してくれる人の処理能力

さらにパソコンを自作するのに必要なスペック

TDP 発熱量・CPUクーラー選びの基準

CPUソケット 対応マザーボード選びに重要

intel coreとAMD RyzenのCPUの強さの見極め方

intelとAMDのCPUブランドとラインナップ

一般ユーザー向けのCPUとして、intelはCore iシリーズ、AMDはRyzenシリーズを販売しています。

そして、それぞれの処理能力に応じてランク分けされていて、

intelは、Core i3、Core i5、Core i7、Core i9

AMDは、Ryzen 3、Ryzen 5、Ryzen 7、Ryzen 9

こういったラインナップになっています。

この3,5,7,9と数字が増えるにしたがって、処理能力が高くなります。

処理能力が高いから良いというわけでもなく、処理能力が高いだけ価格も高くなり、処理能力が低い分だけ価格も安くなります。

Core i3、Ryzen 3が向いている人

Core i3、Ryzen 3はそれほど処理能力が高くない分、価格は比較的安価です。

簡単な事務処理や、ブラウザを使用するくらいなら十分な性能です。

Excelや、Wordなどで簡単な事務作業や、HTML、Wordpressなどでブログ執筆くらいなら十分だと思います。

しかし、コア数が4と少ないので、ネットで動画を見ながらなにかしたりなど、同時にいくつものソフトを起動するにはちょっと力不足かもしれません。

また、安価な分人気もあり、販売個数も少ないのか、すぐに市場から無くなる傾向があります。

Core i5、Ryzen 5が向いている人

Core i5、Ryzen 5は処理能力と価格のバランスが一番いい、コスパの良いCPUだと思います。

パソコンでなにをするにも、このCore i5、Ryzen 5であれば出来ないことはなかなかないと思います。

動画制作をするにも、音楽制作するにも、流行りのゲームをやるにもCPUとしては十分な性能があります。

しかし、重い処理を複数同時にするような、例えば高画質なゲームを高画質で安定して配信するとなるとちょっと力不足になるかもしれません。

しかし、一般的な利用であればCore i5、Ryzen 5で十分だと思います。

Core i7、Ryzen 7が向いている人

Core i7、Ryzen 7は処理能力が高い分、高価です。

処理能力が高い分、Core i5、Ryzen 5でやる同様の作業をより快適に動作します。

重い処理を複数同時にするような、高画質なゲームを高画質で配信するのも十分できます。

ゲーム配信をしたいならCore i7、Ryzen 7以上のスペックであれば安定して配信できると思います。

9シリーズが出始めたのはわりと最近で、それまではこの7シリーズがフラッグシップモデルだったので、一番数が出回っている用に思います。

Core i9、Ryzen 9が向いている人

Core i9、Ryzen 9は最も処理能力が高い分、かなり高価です。

とにかく出来ないことが無い状態で、余裕を持っていろんな処理が出来ます。

お金を出してでも、色んな事を安定して使いたいならこのCore i9、Ryzen 9になると思います。

CPUの世代をちゃんと見よう

AMDのRyzenシリーズは2017年からですが、intelのCore iシリーズは2008年から販売されているCPUなので、同じCore i7と書かれていても世代をちゃんと見ないと、何年も前の商品と間違えてしまいます。

それを判断するためにCPUの製品名には必ず「Core i7」「Ryzen 7」の後ろに世代を示す数字がついています。

intel、AMDともに先日発表された最新の世代の製品名で見方を説明します。

intel CPUの製品名の見方

Intel Core i7-13700K
13(世代)
700(大きいほどハイスペック)
K(オーバークロック可能)
(最後にFがついているとグラフィック機能なし

AMD CPUの製品名の見方

AMD Ryzen 7 7700X
7(世代)
700(大きいほどハイスペック)
X(性能重視)
(Gがついているとグラフィック機能あり

これを知っていると、間違えて古い商品を買ってしまったりせずにすみます。

intelとAMDどっちが良いのか?

CPUのメーカーとして2大メーカーと言える、intelとAMDですが、

どちらが良いのでしょうか?

一般的な知名度はintelが高く、AMDはあまり知られてないが、PC自作をする人たちの中に熱狂的なAMD愛好家がいる。

ブランド力を活かして様々なメーカー製パソコンに導入されるintel

PC自作ユーザー向けにintelに比べコストパフォーマンスに優れた商品を販売するAMD

かつては、そういった分類だったと思います。

しかし、2017年に大きな変化がありました。

2017年1月にintelがCore iシリーズの第7世代を販売し、そのフラッグシップモデルが、Core i7-7700Kでした。

Core i7-7700K 4コア 8スレッド 4.2GHz

そして、2017年3月にAMDはRyzenシリーズを発売、そのフラッグシップモデルがRyzen 7 1800Xでした。

Ryzen 7 1800X 8コア 16スレッド 3.6GHz

パッと見ただけで、コア数、スレッド数が倍違うのはインパクトありますね。

クロック周波数は低くても倍のコア数があるという点で、注目が集まりました。

また、もともとコストパフォーマンスが優れているAMDというのもあり、一気にRyzenが知名度を獲得していったように思います。

しかし、intelもそれからコア数を増やし、低価格化をして対抗してきました。

そうした事もあり、今はどっちが特別良いといえない状態だと思います。

先日、intelは13世代を、AMDは7世代の発売を発表しましたが、まだ市場価格が出ていないのでなんとも言えないですね。

CPUソケットの規格があるので、マザーボード選びと直結するので、どちらか好きなメーカーを決めると良いと思います。

わたくしDAsanはその時に手に入りやすく、将来的な拡張性がある方を選ぶようにしています。

intelとAMDにそれぞれに特徴はあるのでそれを書いておきます。

intel CPUの特徴

基本的にCPUにグラフィック機能がついている。
3Dグラフィックを多用しないならグラフィックボードが不要。
※製品名に「F」がついているものはグラフィック機能がない。

オーバークロックするなら製品名にKがついているものでないと出来ない。

だいたい2世代ごとにCPUソケットが変わるのでマザーボードも合わせて変える必要がある。

AMDに比べクロック周波数が高め。

AMDに比べ市場価格が高め。

AMD CPUの特徴

基本的にCPUにグラフィック機能がついていない。
※製品名に「G」がついてるものはグラフィック機能がついている。

基本的に全てオーバークロック可能

Ryzenが発売されて今回までCPUソケットの変更なし、今回の第7世代から変更される。
これまではCPUソケットの変更が少なかった。そのためマザーボードを長く使える。

intelに比べクロック周波数が低め。

intelに比べ市場価格が安め。

CPUの選び方まとめ

最後にまとめとして、

CPUを選ぶ時にどれくらいの処理能力が必要かによって、3,5,7,9から選び、

世代を間違えないように気をつけて、

intelとAMDは特別な差は無いので、3Dグラフィック機能が特にいらないなら、CPUにグラフィック機能が標準搭載されているintelを選べばいいですし、

グラフィックボードを別途用意するなら、価格や説明したスペックを見てCPUを選べばいいと思います。

また、今はあまり数がなさそうなので紹介しませんでしたが、intel、AMDそれぞれ、より安価なCPUも販売しています。

intel CeleronやPentium
AMD Athlon

安価な分、Celeron以外は人気があり数が無くなるので市場価格がCore i3や、Ryzen3より高くなってたりしますけど、自作PCの入門としてはいいかもしれません。

 

CPU選びの参考にしていただければと思います。

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

 

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