陰謀論それ本当?その逆説が本当か嘘か見抜く方法

世の中には、一般的な意見とは逆のことを真実として語り陰謀だという人がいます。またそれを信じる人も多くいます。

それを自分たちだけで共有して満足していれば問題ないのですが、公に真実のように語り、メディアに出る人までいたりして、多くの人の判断を迷わせる人もいます。

そうなってくると、その問題について自身で嘘か本当か正しく判断する必要があります。

そういった逆説を発信する人たちは、なんでそのような事を発信しているのか?また、信じてしまうのか、

そして、自分で判断するためにどこを見て判断するべきかを書いてみたいと思います。

逆説を語る人と、信じる人たち。

一つ例として、逆説を語ってみます。

<例>

みなさん自動車に乗りますか?
たしかに移動するのにとても便利な乗り物です。

しかし、恐ろしい面があります。
実は自動車による事故は毎日発生しています。

自動車が走ることで、その犠牲になる人が毎日出てくることになります。
自分だけでなく、家族や恋人を奪うことだってあるでしょう。
そんな状態でいいと思いますか?

また、A氏の研究結果によると、自動車が出す排気ガスで地球に常にダメージを与え続けているんです。
そう考えたら「便利」という人間の一時の欲だけで利用していいものでしょうか?

運転するときに考えてみてください。
あなたによって地球が汚染され、
あなたによって人の命が奪われるかもしれないんですよ。

自動車を例に逆説を語ってみました。

自動車に普段載ってる人の気分を害してしまうのは良くないので、先にフォローしておくと、これは逆説の例なので信じるに値しない情報を、信じてしまいそうな文章で書いただけです。

そうです。
逆説を語る人というのは、一般的な意見とは逆のことを、誰しもが信じてしまいそうな表現をしています。

逆説を語る人は、なんでわざわざ一般的な意見とは逆のことを、主張しているのでしょうか?

それは、需要があるからです。

その逆説を信じる人達というのは、その需要です。

需要というのは、個人的な意見として、
例で言うところの自動車があまり好きではない人、
実際に自身や家族が自動車事故にあってトラウマになっている人、
そういった人たちは、こういう事を語る人が現れると、代弁者だと思って支持するでしょう。

また、個人だけではありません。
例で言うところの、自動車が普及すると困る団体、企業も、そういった自分たちにとって得になる説を語る人を支持するでしょう。

一般的な意見が支持されていると、損な立場の人達から逆説を語る人というのは支持される事になります。

また、わざわざ一般的な意見とは逆のことを語る人というのは少数はなので、そういう立場の人からの支持を得やすいという効果もあります。

これは一般的に支持されない意見ほど、それが損になる人達から強い支持が集まるように思います。

それにより、逆説を語る人の本はそういった人に買われ、そういった企業から講演会を依頼されます。

一般的な意見だと困る人達にとって代弁者となって収入を得ることが出来るわけです。

それを信じる人達というのは、一般的な意見とは逆だけど、正当な意見として自分の判断を正しいと言ってくれる人が現れたという、自己肯定感も得られるのだと思います。

それに付け込んでいると言えると思いますが。

逆説を語る人の上手い語り口

例に出した文章を見てみると、聞き手の心や感情に訴えかけているように思います。

こういった逆説を信じる人というのは、論理性というよりも、感情的な感覚で判断する人が多いように思います。

そもそも論理的な思考が優先される人は「数字は?」「データは?」と、絶対に根拠を確認しようとするので。

そして、逆説を語る人は嘘は言ってない場合が多いように思います。

例の文章を読んでもらっても「確かにそれはそうだけど・・・」と思った方が多いと思います。

自動車事故が、とんでもなく頻繁に起こっているように思えるように語るためには、具体的な数字は出さないほうがいいですからね。

また、例の中の「A氏の研究結果によると、」というような、とある研究者等の名前を出して、より真実味を持たせるような表現も多く見られます。

でも、その人が誰で、どういう論文があるのかは不明です。

また、先に書いたように、この研究者も自動車が普及すると困るという逆説が都合がいい人で、そういった目線で研究をしている人かもしれません。

なので、こういった「A氏の研究結果によると、」という、あたかもちゃんとした研究結果に見えるようにしているだけで、逆説に都合がいい研究結果を持ってきているに過ぎません。

こういった点をおさえれば、誰にでも逆説は書けちゃいます。

例の文章の後に「実はこれはメーカーと国とで・・・」って書いてあったら陰謀論に出来ますね。

そうすると、そういった国のやり方や、大手企業のやり方が好きじゃない人達も支持者に加わるでしょう。

こんなことで、支持されて、需要があるんですから、一般的な社会性を考えない人にとっては簡単なビジネスなのかもしれませんね。

逆説が本当か嘘か見抜く方法

これはとても簡単なことで、数字を調べてみることだと思います。

例の文章の自動車について調べてみます。

まず、交通事故による死亡者数を調べてみます。

2020年の交通事故死者数は2839人、統計開始以来最小を更新し初めて3000人を下まわる
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1298268.html

この表は、警視庁発表のデータをCar Watchが集計してグラフで公開されているものです。

2020年は交通事故で2839人が亡くなっています。

人が亡くなっているので、多い少ないに関わらず悲しいことですが、この数字は近年でどんどん減少しているのがグラフで分かると思います。

今度はどれだけの人が自動車を持っているかを調べてみます。

一般財団法人 自動車検査登録情報協会
https://www.airia.or.jp/publish/statistics/number.html

一般財団法人 自動車検査登録情報協会が公開生ている最新の自動車保有台数は82,225,947台だそうです。

単純計算になりますが、死亡者数と自動車保有台数で割ると、0.003452681%になります。

この数字と減少傾向のグラフを見ると、自動車の利便性と経済効果を捨ててでも無くすに値する割合では無いということも言えると思います。

このように数字を調べてみて判断するというのは大事なことだと思います。

また、なにかデータが示されている場合に引用元が記載されていないのは信用できません。

また記載されていたとしても、利害関係が一致している相手のリンクだとやはり信用できません。

どういった引用元が信用できるかについてですが、

https://doi.org/(コード)

こういったURLは論文のURLです。

わざわざ論文を引用しているくらいですから、嘘を書いたら流石に突っ込まれて信頼性は下がるので、そういう人はこういった引用元を載せることはなさそうですね。

情報の正しさを伝えるコンテンツには、データの引用元を様々な形でちゃんと表記してくれています。

これはある動画の資料に書いてあった引用元です。

これでわからなくても、そのままGoogle検索すればちゃんと動画で紹介された資料が出てきます。

こういった情報が明確に示されているものは信頼性が高いと言えます。

こういったデータを見て自分で判断するということが大事ですが、わざわざ調べるのも大変ですね。

もっと簡単な方法としては、その逆説を語っている人が過去にも逆説を語ってメディアに出ていないかを調べてみるのは有効だと思います。

本当にその人が言っていることが正しいなら、
毎回一般的な意見と反対になるわけがないですから、

それなのに毎回、逆説を語っているのなら、それはもう逆説でビジネスしている人という事になりますよね。

メディアリテラシーを持って判断するべき

メディアリテラシーっていうと難しいように感じる人もいると思いますが、かんたんなことです。

まず、目に入る情報をはじめから信用しない。

同じ内容について書いている別のメディアも見る。

それについてのデータを調べてみる。

その上で自分が判断すればいいだけです。

このブログを信じるのも自由って事ですね。

自分が信じるだけなら問題ないのですが、自分が信じたものが正しいと思って他の人も巻き込んじゃったら良くないと思いませんか?

悪徳商法だと思わずに、友達を巻き込んじゃった。

そんな気持ちになりたくないでしょうから、自分でちゃんと調べて、自分で判断して、周りには情報を伝えるだけにして、判断してもらえるように伝えればいいじゃないかと思っていますし、このブログもそういった意図で書いてみました。

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

 

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