AUDIENT iD14MK2 ハイボルテージモードのサウンドと不具合について

はじめましての方ははじめまして。
当ブログ管理人のDAsanです。

普段の音楽視聴や、DTMで愛用しているオーディオインターフェースAUDIENT iD14MK2ですが、音周りをいろいろと見直しているなかで、AUDIENT iD14MK2のハイボルテージモードに気づいていなかったことが判明し、いろいろと検証したので、ハイボルテージモードのサウンドとiD Mixerの不具合について書いてみたいと思います。

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AUDIENT iD14MK2のハイボルテージモードについて。

AUDIENT iD14MK2にはハイボルテージモードというのがあるようです。

ハイボルテージモードはAUDIENT iD…MK2シリーズに搭載されているようです。

もともとわたくしDAsanがAUDIENT iD14MK2を購入するときには正直知りませんでした^^;
それというのも、主な機能にはUSB3.0対応としか書かれていなかったので、気づいていませんでした。

AUDIENT | iD14mkⅡ | USB オーディオ・インターフェイス | 製品情報
AUDIENT 「iD14mkⅡ」製品情報 正規輸入代理店 オールアクセスインターナショナル(株)が運営しています。

改めて仕様を眺めていて、最高位スペックというのに気づきました。

そして、代理店のオールアクセスのよくある質問の中でハイボルテージモードという文字をみつけました。

普通に見たら回答が閉じていて、開くと見られるようになっていました。

いや、これは気づかんてw

「ハイボルテージモード」ってサイト内検索しても、この文言はここでしか使われていませんでしたからね。

まぁ、とにかく5VDC1.5A供給すれば良いという事は、USB3.2 Gen2で接続すれば良いということです。

でも、それって・・・。

AUDIENT iD14MK2のUSB-C接続の既知の不具合について

AUDIENT iD14MK2にはいろいろと不具合があるようで、わたくしDAsanが購入時にもありました。

それについては過去の記事を見てもらうとして、

実際に出た不具合としては、

付属のUSB-CケーブルでPCのUSB-Cに接続すると、付属のソフトiD Mixerの動作がおかしくなる

という問題でした。

そこで、そのときのわたくしは、

DAsan
DAsan

USB3.0対応なんだからちゃんと動くUSB3.0ポートにタイプA変換ケーブルで接続すればいいだろ

と考えて、USB-AからUSB-Cの変換ケーブルで接続することで、問題を解決しました。

しかしこれだと、USB3.0の0.9Aでの動作になるので、ハイボルテージモードではないということになっていたわけです。

  • 付属USB-CケーブルでUSB3.2 Gen2接続 → ハイボルテージモードだがiD Mixerで動作不具合
  • タイプA変換でUSB3.0接続 → 不具合は無いが、ハイボルテージモードではない

こういった不具合もあり、AUDIENT iD14MK2の不具合に関しての情報を求めてか、上に上げた過去の記事のアクセスは以上に多かったのだと気づきました。

こだわる人向けの音響機器ですから、ハイボルテージモードがあるなら不具合なく最高品質で使いたいですからね。

2023年現在のAUDIENT iD14MK2のiD Mixerの不具合状況

AUDIENT iD14MK2の不具合についてのAUDIENTのQ&Aがあったので、紹介します。

Security check

これを見るに、このiD Mixerのグラフィックの問題は、AMDのチップセットのUSBのドライバーによるものとしていて、BIOSの更新プログラムが案内されています。

AMD identifies and solves cross-platform USB connectivity problem with an AGESA update
Reports of sudden USB disconnections and poor signal quality on AMD X570 and B550 motherboards starting becoming commonplace on Reddit at the end of last year. ...

AUDIENTのQ&Aから案内されているこのリンクは2021年3月の記事で、AMDのX570とB550のマザーボードでのUSBの不具合に関する情報があり、BIOSアップデートが2021年の4月にされるのではないか。という内容になっています。

わたくしDAsanが使用しているのは、B450チップセットなのですが、BIOSアップデートの履歴を見てみたところ、

2021年7月で、USBに関するBIOSアップデートがありました。

ではこれにより、こういったAUDIENT iD14MK2の不具合は解決しているのか?、検証しました。

現在のiD Mixer状ではiD Mixerのアプリケーションも、ファームウエアも最新バージョンになっています。

また、相性問題があったAMDチップセットについてですが。

使用環境
AMD B450チップセット
BIOS、ドライバー最新

このようにUSBに関するアップデート後の最新の状態にしています。

この状態で、改めてAUDIENT iD14MK2をUSB3.2 Gen2に接続してみてiD Mixerの動きがどうなるか試したところ、

以前は、フェーダー等を動かしても、マウスをiD Mixerのウィンドウ外に出さないと反映されなかったりしましたが、現状はちゃんと反応して多少マシになっているものの、動きはもっさりしていています。

上でお見せした、バージョン情報のウィンドウも、開くものの閉じれないなどの問題が残っています。

しかし、サウンドについてはちゃんと出ているので、最低動作のUSB3.0の0.9Aと、ハイボルテージモードのUSB3.2 Gen2 1.5A動作のチェックしてみました。

AUDIENT iD14MK2のハイボルテージモードのサウンドについて

iD Mixerに不具合があるものの、音としては問題なく出ているので、0.9A動作と1.5Aハイボルテージモードでのサウンドを聴き比べてみました。

やっていることは、入ってくる電力が増えた分で、いわゆる昇圧して音を強化するということだと思うのですが、確かに昇圧したような変化はあります。

空間が広がり、鮮明さが増します。

どれくらい違うかというと、

  • 聴き比べたらわかる
  • ブラインドテストだったらたぶんわかると思う。
  • 音楽機材をつくっているからわかるのかも

音楽機材制作をしているわたくしDAsanの感覚だとこんな感じです。

正直、iD Mixerの不具合を感じながら使うかと言わるとそれほどでもないと感じました。

もちろん、不具合なくハイボルテージモードで使えるなら、使ったほうが良いに決まっています。

はっきりいってこの価格帯の製品の中では0.9A動作でもサウンドについては群を抜いて良いと感じています。

ただ、こういった不具合があるので、全員におすすめはしにくいです。

Macユーザーの方や、AMDのチップセットを使っていない方にはおすすめできるオーディオインターフェースです。

ということで、わたくしDAsanとしては、PC環境が変わるまでは0.9A動作で使おうと思っています。

サウンドに不満は無いし、さらなる進化を残しているならそれも楽しみですしね。

それではまた次の記事でお会いしましょう^^

 

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